20130621

THE ROLLING STONES@東京ドーム(2006.3.22)


 自分が初めて行ったライブ。ロックやブルースどころか、ライブもよく分かっていないのにやってきた。東京ドームに着いたら老若男女問わず人が沢山いて、大きなスクリーンと建物が設置されたステージが目の前にある。前座の演奏、グッズの購入、色々な事を経て今か今かと親と待っていたのを覚えている。


ELLEGARDEN@幕張メッセ(2007.3.24)


あんなにも大きな会場にも関わらず、バンドから発せられる溢れる熱量をその場にいた約3万人が同じように感じることができた奇跡のライヴだった。2007年当時すでに彼らのライヴハウスツアーは即完だった。だがELLEGARDENは決してホールツアーは行わなかった。そんな中、ツアーのアフターパーティと銘打った幕張メッセ公演。彼らがこの公演を実施する意味はライヴを前にした私にはまだ分からなかった。

20130607

うみのて@shibuya O-NEST(2013.4.19)

 現代の吟遊詩人、笹口騒音率いるロックバンド、うみのて。EP『もはや平和ではない』を経て届けられた彼らの1stアルバム『IN RAINBOW TOKYO』レコ発ライブ、会場は渋谷O-NESTEP『もはや平和ではない』レコ発ライブの下北沢シェルターから会場の規模がステップアップしている。ここ数ヶ月で、彼らの知名度が急速に広まっていることの現れだろう。

20130413

[asatte Vol.6](特集:子どもと音楽) 小川ワタル「子どもたちが踊るということ」


 平成24年度より、中学校の体育の授業においてダンスが必修化された。報道ではヒップホップ・ダンスのみが必修化されたような印象を受けるかもしれないが、実際はそうではない。新学習指導要領には、“「創作ダンス」「フォークダンス」及び「現代的なリズムのダンス」の中から、選択して履修できるようにする”となっている。

[asatte Vol.6] (特集:子どもと音楽)佐藤わかな「着うた文化の行く先」

 現代の子どもたちの音楽体験を可能にするメディアは目まぐるしく移り変わっている。数年前に突如現れ、その後に及ぶまで影響を残した「着うた」を起点とし、現代の子どもたちの音楽体験を紐解きたい。

20121106

[asatte Vol.5](特集:ファッションと音楽) 小林ヨウ「原宿を着るアイドル」

雑誌のモデルとして原宿系の女性の支持を得ていたきゃりーぱみゅぱみゅは「PONPONPON」でCDデビューを果たすと、早々にフィンランドのiTunesエレクトロ・チャートで1位を記録、YouTubeでもPVが2012年5月現在2500万再生を超えるなど世界的な反響を獲得している。アーティストともアイドルとも取れる彼女の音楽活動について、現在の日本のアイドル・ブームの中で考えたとき、そのアプローチは明確に他のアイドル達と異なっている。そしてその理由は、彼女がファッション・モデルであるからに他ならない。

[asatte Vol.5](特集:ファッションと音楽) 梶原綾乃「世界を魅了する“ぱみゅぱみゅ”マジック」

きゃりーぱみゅぱみゅの人気の裏には「自己プロデュース力」という強みがある。自分の好きな目玉や骨といった"グロカワ"アイテムに、芸人ばりの変顔やダンスはPVへ、ブログで多用されるきゃりー語"好きすぎてキレそう"は楽曲タイトルに。元々彼女が持つ独特な世界観を、所々惜しみなく売り出すことに成功しているといえるだろう。リスペクトする人物はケイティ・ペリーやレディー・ガガ。普通の女の子として生きることに飽き足らないきゃりーは、奇抜なファッションで世間を驚かせてきた憧れの彼女達のように、「ちょっとズレてる」女の子として、世界にきゃりー流"カワイイ"の発信を試みようとしているわけだ。