雑誌のモデルとして原宿系の女性の支持を得ていたきゃりーぱみゅぱみゅは「PONPONPON」でCDデビューを果たすと、早々にフィンランドのiTunesエレクトロ・チャートで1位を記録、YouTubeでもPVが2012年5月現在2500万再生を超えるなど世界的な反響を獲得している。アーティストともアイドルとも取れる彼女の音楽活動について、現在の日本のアイドル・ブームの中で考えたとき、そのアプローチは明確に他のアイドル達と異なっている。そしてその理由は、彼女がファッション・モデルであるからに他ならない。
20121106
[asatte Vol.5](特集:ファッションと音楽) 梶原綾乃「世界を魅了する“ぱみゅぱみゅ”マジック」
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梶原綾乃
きゃりーぱみゅぱみゅの人気の裏には「自己プロデュース力」という強みがある。自分の好きな目玉や骨といった"グロカワ"アイテムに、芸人ばりの変顔やダンスはPVへ、ブログで多用されるきゃりー語"好きすぎてキレそう"は楽曲タイトルに。元々彼女が持つ独特な世界観を、所々惜しみなく売り出すことに成功しているといえるだろう。リスペクトする人物はケイティ・ペリーやレディー・ガガ。普通の女の子として生きることに飽き足らないきゃりーは、奇抜なファッションで世間を驚かせてきた憧れの彼女達のように、「ちょっとズレてる」女の子として、世界にきゃりー流"カワイイ"の発信を試みようとしているわけだ。
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